不倫の「逃げ得」を許さない。責任は残す。あえて離婚はしない:社会的・経済的制裁としての「婚姻関係維持」。社会的コストも最小化~理系不倫サレ妻の最適解

要点まとめ

  • 不倫シタ側が離婚によって”自由”を手にすると、社会的コスト(税負担)が増える。
  • 離婚による行政支出は、まわりまわって他の納税者が負担することになる。
  • 婚姻関係を維持し、不倫シタ側に経済的責任を負わせ続けることが、社会にも財布にもやさしい
  • 責任を果たす経済力もない迷惑な個体のせいで、結局ツケを払うのは社会

感情に流されて「即離婚!」ではなく、「この人間がどれだけ社会的コストを生むのか?」という視点で判断しましょう。


不倫は「外部不経済」です。

不倫? それ、誰かのだらしない浮気の話でしょ?
……違います。不倫は、社会的リソース浪費の問題です。

不倫サレ妻は、婚姻関係をあえて継続することで、社会全体の税負担をこれ以上増やさないようにするのはどうですか?精神的に問題がないなら、ですが。
不倫シタ夫には、社会的・経済的制裁として確実に責任を押し付けましょう。

ここでは「離婚した場合の影響度」を定量的に評価し、コスト最小化の観点から最も合理的な選択肢を考えます。

不倫サレに感情エネルギーを注ぐより、効率的な不倫サレ処理フローの設計に注力しませんか?その方が楽しくなってきますよ。


不倫離婚がもたらす社会的コストを考える

離婚によって行政支出がどのくらい増えるか

ひとり親家庭となった場合、行政からの支援(児童扶養手当・医療費助成・住宅手当など)として、年間で数十万円規模の税金が支出されます。

つまり、不倫が原因で離婚が発生するたびに、不倫に無関係な他人(=納税者)の財布から、見えない出費が発生しているのです。

表1. 行政支援の年間支出(離婚時)

支出項目年間コスト(目安)
児童扶養手当最大 545,880円
医療費助成約 50,000円
住宅・自立支援など約 100,000円
合計(行政側コスト)約 60万~70万円

これは、「不倫をしていない国民」が、間接的に負担することになる税金です。

表2. 税収上の変化(離婚時)

項目離婚した場合
(年間目安)
行政支援支出(表1の合計)約 60万~70万円
子どもの扶養控除喪失による税負担増(元夫)約 15万円 ※1
不倫サレ妻の就労制限
(ワンオペ育児を余儀なくされ勤務時間削減
所得税・住民税の納税額
(数十万円)
合計(行政側コスト)約 70万~100万円

※1 ただし、養育費支払いで扶養親族扱いとなる可能性あり。
副産物的プチ経済効果:不倫サレ側がワンオペ回避のために子育てアウトソーシングを利用することによる経済へのメリットもあるかも?
(例えるなら、「火事で壊れた家を修理する建設業が潤う」みたいな話で、健全な形の経済循環とは言いづらいかも)


不倫シタ側が逃げ得の構造は非効率

不倫シタ側が「自由」と引き換えに離婚し、
不倫サレ側がシングルで社会保障に頼らざるを得ない構図

これ、“外部不経済”じゃないですか?

つまり、不法行為の結果を、なぜか他人が肩代わりさせられている状態です。

本来は家庭内で処理されるべき責任が、社会全体へと波及している。

これを看過すれば、不倫は「やったもん勝ち」となります。


私は「婚姻関係を維持する」という不倫処理をする

これは単なる未練ではありません。
責任を構造の中に閉じ込めるための、積極的選択です。

婚姻関係を維持することで、
不倫シタ側に経済的負担と責任を継続させる仕組みを維持する形です。


婚姻維持は「責任の保存則」に基づく設計

不倫のエネルギーは、どこかで吸収されなければなりません。エネルギー保存の法則が思い起こされますね。

離婚すれば、その負担(エネルギー)は社会全体へ拡散します。
しかし婚姻関係を維持すれば、系内に責任(エネルギー)を閉じ込めることができるのです。

あなたは、自分には無関係なはずの、こんな無責任な不倫シタ夫の尻拭いをさせられたいですか?


不倫シタ側の「逃げ得」 vs 「責任継続」

● 離婚した場合:

  • 不倫シタ夫:「自由ゲット!」→ 養育費?そのうちバックレ
  • 不倫サレ妻:ワンオペ育児+就労制限社会保障依存
  • 国・社会:「税金で穴埋め」→ 最終的に社会全体が損する

● 婚姻継続した場合:

  • 国・社会:行政支出を抑制。税負担を最小化できる。税収は維持
  • 不倫シタ夫:責任継続経済的制裁
  • 不倫サレ妻:手取りで資産形成しながら、じっくり再構築 or 離婚準備

婚姻継続という構造は、不倫に対する自然な制裁システムです。
現在の判例では、有責配偶者(不倫シタ側)からの離婚は十数年は認められません。


結論:離婚しないことは、個人の復讐ではなく、社会の最適解

  • 不倫による離婚は、不倫シタ側にとっては“責任逃れの手段”
  • 不倫シタ側の責任を外に逃がすと、納税者がそれを受け止めることになる。
  • 最適解:婚姻関係を維持。責任の所在は明確。税金もムダにならず、社会全体の生産性も高まる。

感情の制御は難しい。けれど構造なら、設計し直せる。
私は、最も効率のよい責任配分システムとして、婚姻関係の維持を選びます。


不倫されたとき、何が合理的か

責任というエネルギーを、逃さず回収する構造設計を、考えてみませんか?


おまけ:子育てアウトソーシングの経済的メリット(副次的効果)

離婚してワンオペ育児により、子育てアウトソーシングに頼る…それはそれで、新たなサービス需要が生まれ、経済的には一部メリットもあります。

しかし、これは不倫という“インシデント”に起因したリカバリー的消費であり、本質的には望ましいものではありません。

社会的・経済的に最適なのは、「責任を取るべき者が継続して負担を担い、制度の外に問題を押し出さない構造」であると思います。